正しい理解とは。コロナワクチンの接種のニュースを見て気がついたこと。
総務省の情報通信白書によると、今は情報が溢れてる世の中になっているので、情報の選択次第で人生が大きく変わってしまう時代になっています。
こんなことがありました。
コロナワクチン接種に関する報道を見てたのですが、医療従事者でさえ、ワクチン接種を拒む方がいらっしゃって、ワクチン接種を拒んだゆえに、差別的な発言やパワハラにつながる行為を受けたという話が紹介されていました。
その中でコメンテーターの方が、
「正しい知識があれば、みんなワクチンを摂取するのではないか?」
とコメントしていました。
果たして、「正しい知識があれば、必ずしもワクチン接種をするのでしょうか?」と思ったので、「正しい理解とは」をテーマに進めてみたいと思います。
「正しい知識」とは
まずは、「正しい」とは体何なのか?wikipediaによるとこう書かれています。
ただし・い【正しい】
[形][文]ただ・し[シク]
1 形や向きがまっすぐである。
㋐形が曲がったりゆがんだりしていない。「線に沿って—・く並べる」「—・い姿勢を保つ」
2 道理にかなっている。事実に合っている。正確である。「—・い解答のしかた」「—・い内容」「公選法は—・くは公職選挙法という」「—・いトレーニング方法」
3 道徳・法律・作法などにかなっている。規範や規準に対して乱れたところがない。「行いを—・くする」「礼儀—・い態度」「—・い判決」
[派生] ただしさ[名]
もう一つ、知識とは
知識(ちしき、希: ἐπιστήμη, epistēmē、羅: scientia、仏: connaissance、独: Wissen、英: knowledge)とは、認識によって得られた成果、あるいは、人間や物事について抱いている考えや、技能のことである。
一方、
この二つで、「正しい知識」を定義すると
① 正しい
道理や事実にあっている正確性があり、道徳、法律、作法などにかなっていて、規範や規準に乱れたことのない
② 知識
認識によって得られた成果であり、人間や物事について抱いてる考えや技能のことである。
と言えます。
では、「コロナワクチンの接種」をするかどうかの基準になる「正しい知識」とは?
「正しい知識」の定義をもとに、全体像を分析してみましょう。
①新型コロナウイルスは、近年現れて未知な部分が多い。
②ワクチンも複数あり、臨床試験後のデータが少ない
上記をもとに、「正しい知識」の定義から紐解くと…
今現在は、どんな反応が起きるか不明な点もあり、正確性は保証されていないが、現時点での道理や事実は有効性がある。
社会的には、道徳、法律、作法、規律や規準に対して必要であり、
コロナワクチンを接種する成果や抱いている考えが知識として問題ないとされている。
と言えると思います。
本人にとっての「正しい知識」とは?
では、正しい知識があれば「みんなワクチンを摂取するのではないか?」」の方に着目してみましょう。
新型コロナウイルスワクチンの完成は近年の話なので、従来からあるものとは違い、長期的にみた時に本当に大丈夫なのか?と言う部分は今現時点では不透明です。
では、何を持って、個人個人がワクチンを摂取する選択をかというと「本人の心」になります。
いくら正しい知識だったとしても、本人が不安な予感がしたり、苦手な意識があったりと、「個人の思いや心の反応」に従って決断するのです。
ですから、「正しい知識があれば」「みんなワクチンを摂取する」と言うのはあり得ないと言うことになります。
では、私たちはどうやって「正しい知識」を学び、どうやって「選択/行動」していけばいいのでしょう?
今までの話をもとに、参考になるかも知れない考え方を考えてみました。
①まず、自分の心の声に従って、「正しい知識」そのものが必要かどうか?
②「正しい知識」と思い学ぶなら、「正しくしっかり覚え理解する。」
③「正しい知識を理解」した上で、今一度、自分の心の声と「正しい知識」を吟味して、「選択/行動」する。
この方法を参考にすると自分の人生を楽しめる後悔しない選択ができると思います。
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